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TOP>薪ストーブメーカー解説 バーモントキャスティングス/VermontCastings
バーモントキャスティングスは、1970年代の世界的オイルショックの時代に誕生しました。
同じころに誕生したダッチウエストと同様、アメリカの薪ストーブ業界を引っ張ってきた老舗ブランドです。
いつの時代も、先進の技術と圧倒的な人気は衰えず、今なおトップに君臨し続けています。
バーモントキャスティングスはその価値と人気から数々の伝説を持っている薪ストーブです。
ダッチウエスト社と時を同じくして立ち上がったバーモントキャスティングス社。
会社の設立から2年後の1975年、記念すべき第一号ディファイアントが完成します。この「ディファイアント」こそが後に全米から圧倒的な支持を受けるバーモントキャスティングス社の最高傑作となります。
1970年代の主流薪ストーブには、鉄製の箱という表現がもっとも正しいと思うほどのがさつな物ばかりでした。そんな中、未だかつて誰も見たことのないような美しいデザインと薪の燃焼技術を搭載したバーモントキャスティングス社の1号機ディファイアントが登場します。
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ディファイアントは瞬く間に全米からの人気を博し、1987には全米製品TOP100にも選出されました。
世界的に薪ストーブが進化していくさなか、バーモントキャスティングス社は、製品改良の流れの中で、初代ディファイアントの生産中止を決定します。
薪ストーブのひとつの時代を築いたディファイアントの生産中止は、ニューヨークタイムスやワシントンポストなどが大々的に記事にし、ニュースとなりました。
ディファイアントの生産中止が決定され、1988年7月4日、工場で最後のディファイアントの組み立てが終わりました。この初代ディファイアントの最後の1台は、現在もワシントン・スミソニアン博物館に展示されています。
ディファイアントが惜しまれつつ生産終了した後、バーモントキャスティングス社はビジラントやレゾリュートなどの機種を続々と販売し躍進します。
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ディファイアントの生産を中止した1988年、バーモントキャスティングス社は当時世界最高の燃焼技術を誇ったダッチウエスト社を買収します。
当時から至高の燃焼技術である「キャタリティックコンバスター」を手にしたバーモントキャスティングス社は数年後、ディファイアントにこの技術を搭載して復活させます。
キャタリティックコンバスターを搭載したディファイアントは最大燃焼効率82%以上という驚異的な数値をたたき出します。さらには排出物は1時間当たり0.80gにまで減少し、「世界で最もクリーンなストーブ」と賞され、現在に至ります。
バーモントキャスティングスが販売するストーブには、「ディファイアント」、「ビジラント」、「レゾリュート」、「イントレピッド」などの名前があります。実はこれ【ヨットの名前】だって知ってました?
当時のバーモントキャスティングスのオーナーがヨットをこよなく愛していたため、ヨットの世界大会であるアメリカズカップで優勝したヨットの名前から名づけたそうです。
意味は「ディファイアント=大胆不敵」、「ビジラント=油断がない」、「レゾリュート=決断とした」、「イントレピッド=勇気がある」です。
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バーモントキャスティングス/VermontCastings
ファイアーサイド本社、ショールーム
長野県駒ヶ根市赤穂497-871
TEL:0120-467877 FAX:0265-82-4683
営業時間:10:00~17:30 年末年始以外無休
アクセス
自動車:中央道駒ヶ根市インター下車3分
バス:駒ヶ根インターバス停下車 徒歩15分 |
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バーモントキャスティングス/VermontCastings
ファイアーサイド東京営業所/ショールーム
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-5丹野ビル4階
TEL:0422-70-3415 営業時間:10:00~17:30
定休日:土、日、祝日
アクセス JR京王線吉祥寺駅下車 公園口出て、パーク通り三鷹方面へ徒歩2分 |
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