数あるバーモントキャスティングスのストーブ中でも一風変わったモデルのビジラント。
薪だけではなく石炭やコークスも焚くことのできる「多燃料タイプ」の薪ストーブです。
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・石炭、コークスにも対応したタフな構造
ビジラントのデザイン元は18世紀のアメリカの建築様式。随所に重厚感が見て取れるデザインと構造になっています。ビジラントは1977年の初登場時のデザインをそのまま受け継ぎ、再デビューした歴史ある一台です。
ビジラントの炉内はとても大きく、薪だけではなく、石炭やコークスも焚ける「多燃料タイプ」で、薪なら18キロ、石炭コークスなら20キロもの量が入ります。
ゆっくりと十分な暖房熱を放出し続けるため、寒い冬を夜を通して暖め続けてくれるでしょう。 |
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・充実の基本性能と多彩なオプション
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・力強くガラスを保護する炉内フロントグリル
多燃料タイプのビジラントには、石炭やコークスを燃焼する再に炉内にグリル状のアンダイアンを装着。燃料の崩れを防ぎ、ガラスを保護します。
・灰の落下を防ぐ大きいフロントリップ
ビジラントのフロントリップは他機種よりも大きく、灰や火の粉が床に落ちるのを防ぎます。 |
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・石炭とコークスの燃えガラに対応したシェイカーグレイド
ビジラントの炉内の床部分(グレイド)は、石炭やコークスの燃え殻もしっかりと灰受け皿に落とすことができるよう、ハンドル付きのシェイカーグレイド構造になっています。
頑丈なハンドルは握りやすく、燃え殻処理作業を楽にします。さらに取り外し式なので、グレイド清掃時にハンドルを取り付ければ、ハンドルが熱くなることもありません。 |
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・ウォーミングシェルフ(オプション)
本体と同素材(鋳物)のストーブ棚。
ストーブトップの面積がググっと広くなり、トップでの料理の使い勝手が格段とアップします。薪を上から加える「トップローティング」の際にも、スティーマーや鍋をいちいち床に下ろすことなく、横にずらせるのも便利です。
・ミトンラック(標準装備)
ミトンラックは、濡れた手袋た帽子を乾かすための棒状のラックです。タオルなども乾かすことができます。ビジラントには2本が標準装備。 |
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・ウォーミングシェルフを支える守り神
ウォーミングシェルフを支える柱は、魔物や火の災いから守り神としてドラゴンがデザインされています。
中世の建築時代にガーゴイルと呼ばれていたドラゴンは、屋根から水を流しだすことで魔物や火の災いから人々を守る神として崇められてきました。
ウォーミングシェルフにこのガーゴイルをデザインすることで、火の災いを未然に防ぐ安全への願いが込められています。 |
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・ファイアースクリーン(オプション)
フロントの観音開きのドアを開け、薪が燃える姿や炎の揺らぎ、薪のはぜる音や匂いをさらに楽しむためのオプションがファイアースクリーンです。
火の粉の外へ飛び出しをガードし、床などを焦がさずに安心して暖炉のような直火の温もりを感じることができます。 |
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・極限の燃焼システムの採用
ロスの無い燃焼を実現した垂直、水平燃焼切り替え構造。
高温時の薪の燃えすぎを抑えて、燃焼効率を極限にまで高める燃焼方法がこの垂直、水平燃焼切り替えシステム。
立ち上げ時は垂直燃焼で迅速に炎を発生させ、高温になればレバー一つで水平燃焼へ移行。水平燃焼では背面部分に設けられたシャフト(通気孔)内で二次燃焼用空気と煙(未燃焼成分)が混合し、極限にまで2次燃焼を発生させます。
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・自動温度調節機能を搭載
燃焼効率をどこまでも追求した結果たどり着いたのが、この自動温度調節機能「バイメタルサーモスタット」です。
熱膨張率の異なる2つの金属板を張り合わせ、コイル状に巻き上げた装置で、高い温度が加わりコイルが膨張することで空気弁が閉じられ、放熱して温度が下がるとコイルが収縮し弁が開くといった仕組み。
本体側面の火力調整レバーで一度任意で調整してしまえば、あとはその燃焼状態に合わせてダンパーが開閉し、温度と燃焼状態を自動で維持してくれます。
これにより、過熱によるオーバーヒートを防止し、無駄の無い安定した薪の燃焼を実現しました。 |
バイメタルサーモスタット機能は
バーモントキャスティングスのみが
実現した画期的な機能です。 |