ベセル(BETHEL)とは、バーモント州にある人口1万人にも満たない小さな田舎町の名。
ダッチウエストのストーブはこの小さな町で組み立てが行われます。いわばストーブの生まれの地なのです。
そんな町の名を受け継いで世に出されたのがこのクリーンバーンストーブ、ベセルです。
存在感抜群のコンパクトな薪ストーブ、ベセル。
ダッチウエストの燃焼技術はもちろんのこと、省スペースでの設置が可能。
|
・縁の地の名を持つコンパクト薪ストーブ
ベセルという街には、ダッチウエストの鋳鉄製薪ストーブの組立工場があります。それだけではなく、ダッチウエストの本部、研究開発部門などもあるダッチウエストの拠点ともいえる街です。
ベセルのデザインは、ダッチウエストの創業者であるブルース・マッキニーとともに開発に携わった燃焼技術の専門家であるジグ・ブラックバーンによって生み出されました。
鋳物のボディには各所にデザイン性の高いレリーフや刻印が施されていて、いつまでも飽きることのないストーブです。
小さくても扱いやすい薪ストーブとして長年のダッチウエストの技術が注ぎ込まれた一台に仕上がっています。 |
|
|
・レリーフには四季のトリベットを採用
このサイドのレリーフのデザインを見て「あっ」っと思った方も居られるのではないでしょうか?
ベセルのボディサイドにデザインされたレリーフは、バーモントキャスティングス社のトリベット(鍋敷き)で有名な「四季のトリベット」を採用しています。
バーモント州の春夏秋冬を描いたこのレリーフは、ベセルのデザイン性を格段と引き立てているように思えます。
それは火をともさない夏場であっても十分に見ごたえのあるひとつのデザインオブジェともいえます。 |
|
・クッキングトップ、トップローディング機能
ブラックに塗装されたストーブトップは、内部の熱を効率よく吸収し発熱するため、料理に最適です。
付属のハンドリフターを使えば、トップの天板が開閉でき、燃料の投入もここから可能です。
・リバーシブルカラー
ネジを2本外すだけで、煙突を「上出し」から「後ろ出し」に変更できます。
後ろ出しにすればストーブのトップを広く活用することが出来ます。 |
|
・バイパスダンパー付きクリーンバーン燃焼システム採用
ベセルの燃焼方式は燃焼室後部に設けられたバッフル内でのクリーンバーン2次燃焼を採用。
薪を燃やす一次燃焼室で燃えきらなかった煙(可燃ガス)は燃焼室後部にある煙道へと進み、煙突へ排出されます。2次燃焼空気とよく混ざった煙は、高温に熱せられた煙道を通る際に燃焼します。
この2次燃焼で、煙の中の可燃成分の殆どは燃え尽き、煙突から大気へと排出されます。
ベセルのクリーンバーンシステムにはバイパスダンパーが設けられており、着火時などの「ドラフト(煙突の引き)の弱い時」には、レバーひとつの操作で燃焼室から煙突口へ直接バイパス出来るようになっています。
これにより、着火時のストレスもなく、運転しやすい薪ストーブに仕上がっています。
|